外資系が日本企業より「日本ガンバレ!」と思う理由
日本のために頑張る外国人の記事を見て、ある超大手外資系企業のお偉い方にプレゼンを行った時に言われた事を思い出した。
当初、プレゼンは担当者レベルで行われる予定であったが、当日、思わぬことに結構お偉い方(たぶん国籍は米国人)も参加していた。
<プレゼン後(内容はWebサイトの改善提案)>
外資の人「あなたのプレゼン内容はすごく良く理解できた。これが実装されれば、改善が期待できるだろうね。でも、このコストを本国(本社は米国)が投資してくれるかが問題だ。」
私「期待される効果を考えると、高いコストでは無いと考えています。」
外資の人「当社のWebサイトの現状と比較するとそうかもしれないね。」
私「?? であれば、投資した方が宜しいかと。。」
外資の人「…中国と比べたらどうだろう?ベトナムとは? 本国が日本より他の国に投資したほうが効果的だと思ったら、日本には投資してくれないんだよ。」
私「。。。」
外資の人「だから、私達のような外資系企業は、どうしたら日本が経済的に良くなるのかを真剣に考え、私はより多くの日本人を雇用して高い給料が払えるようにしたいと考えている。」
外資の人「私達外資系企業は、日本企業以上に『日本ガンバレ!』って思っているんだよ。あなたも、さぁ、一緒に頑張りましょう!」
私「え?...あ、…はい。」
こうして、私のプレゼンは、『日本ガンバレ!』ってよくわからない結論で終わった。
でも、なんか外資系企業の人に対する考えが180度変わった出来事だった。
身勝手な日本人が、日本の国宝をダメにする | Books Review | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
外資系企業の役員とかもそうだけど、彼らがなぜ日本人より日本に本気なのか。と考えると、世界の投資を日本に向けるためには、日本が他の国より優れている必要があるからなんだよなぁ。助かります。
2014/12/07 11:02
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